コレステロールの基準値はどれぐらいか?人間ドック学会が新基準を発表!

大幅に緩くなった新基準

コレステロールは人間ドックや健康診断で血液検査を行うことで数値を
把握することが可能ですが、以前の基準では性別に関係なく同じ基準
で判断していたのです。

最近になって人間ドック学会が新基準を発表したため、
従来からの基準値とは大きく変わったといえます。

以前であれば悪玉コレステロールは69から119の範囲内となっていましたし、
総コレステロールは140から199とされていましたが、
男女で基準が変わり上限値が大幅に緩くなっているのです。

従来の基準を超えることで治療を受けていた人も、
新基準に照らし合わせれば健康体になってしまう状況となりますが、
基準値の取り扱いは人間ドックの実施施設の運用にゆだねられているため、
新基準を採用するところもあれば旧基準のまま検査を行う施設が出てしまうこと
になります。

コレステロールの新基準ができた背景には、従来からの基準を超える人でも健康
体を維持している人が多いことが理由となっています。

多数のデータから割り出された数値ですから確証性の高い根拠のあるデータだと
言えますが、検査対象となった人は重大な既往歴が無く薬物治療や喫煙歴の無い
健康な人をターゲットにしているため、必ずしも全員に当てはまるとは言えない
のです。

新基準の運用に関しては施設によって異なることが予想されるため、
混乱を招くこともあると言えます。

一方であくまでも人間ドック学会が発表している物であるため、
医療機関の治療においては違った判断となることもあるため、
全ての検査機関で統一を図る必要があると言えます。

発表された新基準では、コレステロールだけではなく肝機能やBMIと呼ばれる
肥満度についても上限値の緩和が行われています。

また血圧についても同様に上限値が緩和され男女の区別がされているのです。

コレステロールが新基準値内であれば一先ず健康体だと言えますが、
数値が正常だからといって必ずしも健康体だとは言えませんので、
定期的に検査を受けることが大切なのです。